「アナログ計測」と「デジタル計測」。どちらがより高精度に思えるだろうか?
デジタルの考え方では、ご存じのように全てを0か1でとらえようとする。計測技術にあてはめてみると、計測結果はすべて0か1に割り振られる。0と1の間隔をどれだけ小さく設定しても、その間の値は正確には測定できない。これに対して、アナログ計測では0と1のあいだにある値もすべて拾う。つまり、アナログ計測は自然の状態を計測していて、極めていくと相対的に精度が高いといえるのだ。
共進電機はこのアナログ計測の分野で豊富なノウハウを蓄え、オンリーワンの技術を開発してきた。
ベテラン検査員が半日かかっていたスイッチの品質評価を、瞬時に行えるネットワーク型自動品質検査装置をはじめ、卓越した技術が世界のものづくりの現場で活躍している。そしていま、独自のアナログ計測技術を活かして、共進電機が積極的に取り組んでいるのが太陽電池の測定機器の開発だ。